ピエール〇さんのために『福田村事件』が！？？

薬物使用で有罪になったピエール〇さんが出演した映画に、東京高裁が「薬物犯罪に寛容だという、誤ったメッセージを発したと受け止められる恐れがある」という理由で”助成金”を出さないのは、適法だと判断したそうです
私は『福田村事件』のことだと思って、エンディングロールやパンフレットに”助成金”らしいことが載っていたような？とパンフレットを見直したら、”文化庁文化芸術振興費補助金（映画創造活動支援事業）独立行政法人日本芸術文化振興会”と、なっげぇこと書いてありました
これは”お金”をもらったということなんだろうから、返金しなきゃいけないのかしら
ところが、最高裁が「処分は違法」との判決を言い渡したとのこと。
クラウドファンディングや寄付で制作された映画なんだから、俳優さん一人のためにケチがつかなくて良かったなぁと思ったら、『宮本から君へ』という、全く違う映画のことでした心配して損したなぁ～

大正天皇の御真影

「わしらのご先祖様は朝鮮から渡って来た云うて、ホンマなんな」行商団の13歳の少年の問いかけ。「おじゅっさん」に聞いたということですが、この言葉にも字幕が欲しいです「おじいさん」？？もう少し偉い人のことを指しているような。
「ホンマやと思う」と少し先輩の青年。少年は勢い込んで「天皇陛下様も朝鮮人なんか？」副リーダー？が叱りつける「アホげな事言うな。天皇陛下は神さんぞ」女性の一人が「わしらにはなんちゃしてくれへん、神さんじゃが」被差別部落の人々にとっては、そんな存在なんだろうなぁ。
福田村の寄り合い所？には天照大神が祀られ、明治大帝の肖像画と大正天皇のお写真が掲げられております
大地震の後、床に落ちた様子が一瞬だけ映し出されます。
この頃の大正天皇は、病気がちになっていたんですよね
堂々とした明治天皇と、頭でっかち五頭身で自信なさそうな表情の大正天皇私は勝手に『最高位にあって最弱者』と考えて、魅力的だと感じています

福田村事件、DVDの字幕追加

千葉県の福田村の人々が、外国語のように感じた”讃岐弁”
”ジーヤン”みたいに説明してくれると嬉しいです”ジコタ”て何？？としばらく悩みましたパンフレットのシナリオを見ると”商い”と書いてあります。私みたいに一々突っかかる人のために、字幕で教えて欲しかったです

福田村事件、DVD出してくれるかな？

自分の家に持ち込むのは辛い気がするけれど、スクリーンで観られないなら早くＤＶＤ出してくれないでしょうか『福田村事件』不謹慎だけれど、本当に新鮮な衝撃でした。
わがままを言わせてもらえば、井浦新さんが朝鮮語で語る場面に字幕を付けて欲しかった日本人が言った事を通訳しただけなのに、朝鮮の人たちをだまして殺させてしまったその罪悪感が、教職を捨てさせて夫婦の間の情熱まで無くさせてしまったのに。パンフレットに載っているシナリオには、日本語訳を入れてくれているのに、何故でしょう？？？
永山瑛太さん初め、すばらしい俳優さんたちばかりで、東出昌大さんはテレビから消えた？ときには、いなくても全然構わない人だなぁと心から思いましたが、この映画を観て「居て下さって本当に良かった！」と思いました。ごめんなさい！

福田村事件、二回目の最終日です

あ～ぁ、本当に終わってしまいました観客の多かったこと！！私みたいに、まだまだ観たかった人がたくさんいるんだろうなぁパンフレットが2冊だけ残っていました初めて観た時に買ったけれど、また買ってしまいました私の後ろから出て来た人が買っていたので完売だな最初に買ったパンフレットは2023年9月1日第一刷となっていますが、今日買ったのは9月8日第二刷です。最初の印刷数が少な過ぎたのかも知れませんが、第二刷がものすごく早いように思えます本当に良い映画を作って下さって、心から感謝します。また上映してもらえないかなぁ～

福田村事件、考えなくていいことまで考えてしまう

明日が最終日の『福田村事件』まだ観たいのに～
瑛太さんが扇子を出したときに「あ～あれが」と言う声が聞こえました。朝鮮飴をたくさん買ってくれたお礼に、好意でプレゼントされたのに悲劇の伏線だったんですよねそして次の一撃のときも「あ！」と小さな悲鳴がやったのが、赤ちゃんを背負った若いお母さんなのが、余計に衝撃です
さらにテーマと関係ない、考えなくていい事まで考えてしまって、売り飛ばしてしまったおじいさん馬の代わりに、新しい馬を買って来いと妻が出したお金貧しい家なのに、どこにあったんだろう？？と気になってしまいますヘソクリだろうか？死んだお父さんが孫（実は子供？）のために貯めておいたんだろうか？？夫が驚いていたので、おじいさん馬を売ったお金じゃないですよね

福田村事件、いろいろな問題が詰め込まれています

「新聞が書かなかったから、朝鮮の人たちが暴動を起こしたというデマを信じて、虐殺が起こったんです」大正時代はラジオがまだ普及していなかったそうで、新聞は唯一の？情報源。その新聞が事実を捻じ曲げたり隠したりしたら・・・芸能事務所の性加害問題を思い出しました。明るみに出していたら、被害を食い止められたのに
『いずれは社会主義者か鮮人か、はたまた不逞の輩の仕業か』犯人がわからない事件の記事には必ずそう書けと言う新聞社の上司。政府が消そうとしているのは朝鮮の人たちではなくて、社会主義者なんだろうな
朝鮮の人たちと間違われて殺された行商人たちは、”日本人”でも”被差別部落民”で、死んでも戒名でそれとわかる・・・お坊さんが付ける仏弟子としての名前でしょうに、まだそんな差別をするの仏教なんて！と思ったけれど、縛られて殺されそうになった行商人たちが唱えるのはお経です。
重い問題だらけで、それでも何度も観たくなります。

福田村事件、ついに悲鳴が！

東京に出稼ぎに行っている夫の消息がわからずに、神社にお百度参り？をしている女性。映画では、この人が虐殺の火ぶたを切った。
ナタで頭を一撃し、無表情で見つめる。噴き出す血私の斜め前の席の女性が「うわっ！！」と声を上げた。すすり泣きはよく聞くけれど、悲鳴は初めてでした！！流血に弱い人なんだろうなぁ～次の殺戮が起きた時にはバタバタと出て行ったけれど、急用じゃなくて耐えられなくなったんでしょうか？？
とても良い映画なんだけれど、それほどの衝撃でしたら、関係者に代わっておわびします

福田村事件、また観られて嬉しい！

自宅から歩いて行ける映画館で上映してくれている”福田村事件”
平日でも観客が多くて、すすり泣きが聞こえる終了したら「残酷ー！！」と叫んだ女性に、不快だったのか感動したのかインタビューしたかった。心にズキュンと来ますよね！！私が今一番気に入っている映画です
上手に言えない、不謹慎な言い方かも知れないけれど『新鮮』です。自分が全く知らなかった出来事で、目からウロコでした。関東大震災で、在日朝鮮人の人々がデマのために殺されたことは聞いていたけれど、福田村で日本人が殺されたことは全く知りませんでした。小さな子供や、母親と一緒に胎児まで人間の集団心理の怖さ悲しさ。でも、普通の人たちが暴走しただけではなく、政府が自衛を呼びかけていたのは知りませんでした
政府が抹殺しようとした『社会主義者』が「資本主義は社会主義に倒される、革命を見ずに死ぬのは残念だ」と言い残すのは、虚しくて悲しい。映画の冒頭に、理想と現実の差のひどさに失望して、朝鮮から福田村に帰って来た人がシベリア出兵を「貧富の差がない国を作ろうとしたロシアをつぶそうとしたんだ」と語るのも虚しい。そんなに良い国を作ろうとしてたのかい
”事件”だけでなく、色々なことを考えさせられます

福田村事件のジーヤン

（香取）神社の石段に、赤ちゃんも含めて行商人の6人が座っている。「茶店は8人でいっぱい」「ジーヤンで負けたんじゃ」。利根川の渡し賃の交渉から戻って来たリーダーに、どうしたのか？と尋ねられて、負け組？が答えた。パンフレットに載っている脚本は、「そりゃ残念なこった」と言うリーダーのセリフで終わっている。
アドリブなのか、映画では、船で運ぶ荷物を確認しに付いて来た船頭さんが「ジーヤン」の意味を尋ねる。リーダーは「ジャンケン」と答える代わりに、手で”グー””チョキ””パー”とやって見せる。
映画の内容とは関係ない、どうでもいいことなんだけれど、”チョキ”が親指と人差し指だったのが新鮮で！！私だったら人差し指と中指の”チョキ”しか出せないなぁ～カッコイイ～と感じてしまいました本当に、どうでもいいことです
上映が終わったと思っていたら、10月に近くの映画館で観られることがわかって、嬉しくて書いてしまいました