オッペンハイマーを観ました

テレビのドキュメンタリーを見たことがあるので、わかっている気分になっていた”オッペンハイマー”ですが、映画を観に行ってみました
う～む、私が苦手とする造りだなセリフが止めどなく続く、スクリーンに顔いっぱいのクローズアップが続く、息つく暇がない緊張感が続く核兵器開発という事の重大さはよくわかります
広島・長崎の映像は出さないけれど、セリフで伝えてくれる「日本は（降伏しないけれど）もうもたない」とわかっているのに、実験で怖ろしい破壊力がわかっているのに、原爆を投下する非情さ「二発目（長崎）はこれからも落とし続けると、わからせるため」
そして、アメリカで英雄になった「原爆の父」オッペンハイマー博士。さらに大きな破壊力の水爆開発は止めるように訴えるけれど、世の中は権力者は聞く耳を持たない。アメリカ大統領は「広島・長崎は君（オッペンハイマー）を知らない、憎まれるのは私だ」と、慰めではなく自分が主役だと主張する。
挙句は、共産主義がらみで世間から追い出される。核兵器も権力も、ヤワな人間には扱いきれない巨大な怪物だ
嬉しかった？のは、ラミ・マレックさんがいらっしゃるではありませんか「フレディさ～ん」ではありませんが、ありがとうございます！！
そういえば、あの有色人種差別？の助演男優賞俳優は・・・多分、あの人だろうなぁと思った程度で、はっきりわかりませんでしたごめんなさ～い

アメリカ版ゴジラを観ました

テレビで見せてくれたんだけれど。ゴジラ登場の前にオリジナル怪獣がいて、蚊みたいな感じだったので、モスラのアレンジかな？と思いました。蛾よりはいいな～
雌雄一対いて、羽根があるのはオスで、鳴いてメスを呼ぶのがチョット愛おしいメスは卵を産んで、とんでもなく増えそうなのが怖いエイリアンを連想しました
最後はゴジラに倒されて、結果、人類は助かりましたでも、ゴジラも死んでしまったのか・・・と思ったら立ち上がって真っ直ぐに海の中へ帰って行きました
「この怪獣王は救世主なのか」って、そうなんだろうなぁ渡辺謙さんが演じる学者が、広島に原爆が落とされた時間で止まった時計を「父親の形見だ」と言って見せる場面があるけれど、アメリカが水爆実験を繰り返したのは、地底にいる怪獣たちを滅ぼすためだという説明を聞かされる場面もある。何だか苦しい言い訳のような本当に怪獣が存在するなら良いけどね。
『-1.0』とは真逆で、アメリカ軍はバリバリ戦ってくれる！！そりゃあ、破壊されているのはアメリカだもの。蚊怪獣を隠していて、うっかり逃がしてしまったのもゴジラが強かったから、全て良しとします。それにしても、怖さを演出したんだろうけれど、暗い場面が多くて見えづらかったなぁ

アイアンクロー、よく考えたら私の好みじゃないのに

今も観に行きたい映画、”アイアンクロー”
「家族と一緒に居たい」「天国の兄弟の所へ行きたい」私の感覚では、四畳半一間に収まりそうな主題ではありませんかテレビで、海外ロケをして謎が謎を呼ぶ展開で、最後は生き別れの親子が巡り合うという壮大なドラマを見て、こんな結末なら舞台を広げまくらなくてもいいじゃないかとコケそうになったことを思い出しました平将門公の神田神社まで引っ張り出して
でも何故か、”アイアンクロー”は素直に泣けます何故だ？何故だ！？実話が元になっているからでしょうか？？最後の方に出て来る家族写真は本当に素晴らしいけれど、そればかりじゃないなぁ～とにかく映画そのものが、本当に感動させてくれます

アイアンクロー、愛おしくて悲しくて

大好きだなぁ！この作品
これにアカデミー賞をくれないんだから、映画の評価なんて何の値打ちもないんだわお金払って時間を削って観るんだから、自分が気に入らなければ意味はない自分以外の世界中の人が「良い！」と言っても、自分が「つまらない！」と思ったら、無用の駄作なんです
やっぱり、良い作品は見るたびに色々なことに気付かせてくれます亡くなった兄弟が再開する”天国の入り口？”は、三男デビッドが日本から送って来た絵はがきの絵（浮世絵？）と同じ風景なんだ最期の手紙でもあるんですよねそして、兄弟がそろっていた頃の水遊びの場所でもあるんだ
次々と失われていく大切なものが、愛おしくて悲しくて「男は泣くな！！」と言う、お父さんの命令が辛すぎます

アイアンクローまた観たくなった

あ～一度観ただけでは、満足できない
何度も思い出しては、悲しくなってしまう映画で5人、本当は6人兄弟のうち、生き残ったのは1人だけ。亡くなった半分が自殺やっぱり異常だなぁ
必殺技Iron Claw、鉄の爪が仕留めたのは息子たちだったんだ
6歳で亡くなった長男の事故死がどんなものだったのか？？映画では語られていないので、余計に気になってしまいます。家族写真に組み込まれている小さな遺影が、可愛らしくて悲しい自分がお父さんにプレゼントした拳銃で自殺した四男は、「結局父親に殺された」と言いたかったのか？それとも「いっそ、自分を殺して欲しい」と思ったのか？？最期に電話をかけた相手は、父親ではなく兄だった。そして、亡くなった兄弟たちが再開する場面の美しさ
あ～上映館が遠いそれでもまた、観に行くぞ

鉄の爪・アイアンクロー

おでこをつかんで・・・血管を締めるんだろうか？？？はっきりわからないけれど、やられてる人は物凄く痛そうなプロレスの決め技映画で、やられたリック・フレアさんは、血まみれになっていた特別に伸ばしたりとがらせたりはしていないけれど、本当に爪を喰い込ませるらしいそりゃあ痛いわ
この技を考え出したフリッツ・フォン・エリックさんは”毒親”なんだろうなぁ息子たちの人生なんて、自分の道具としか考えていないらしいお互いを思いやる子供たちは愛おしい。日本で亡くなった人のことは何故か知っている。遺体はアメリカに運ばれて、お葬式の時に、ブルーザー・ブロディさんが棺に顔を突っ込んで、お別れのキスをしたのを何故か覚えている。私は何を見たの？？？この人も、刺されるか撃たれるかで亡くなったんですよね犯人は捕まったんだろうか？？映画には、試合の場面でブロディさんが出ているけれど、もうちょっとイケメンだったようなセレギーノさんという役者さん、ごめんなさい。
驚いたのはエリック兄弟、他に二人も自殺していたなんて現実には、映画でカットされた末っ子がいて、その人も自殺したのだそうですこれはやはり異常です、フリッツお父さん男ばかり六人兄弟のうち、実質長男の一人だけが健在で、子孫に囲まれた写真を見せてくれました。映画で、幼い息子たちに「兄弟が皆死んで、一人ぼっちになった」と泣く場面で「男は泣いてはいけないのに」と言ったら、「泣いてもいいよ、僕もよく泣くよ」と、素直に慰めてくれる子供たちが天使のように思えました一番強くなくてもいいんですよね
そして、心が洗われるように美しかったのは、自殺した四男が先に死んでしまった兄弟に迎えられる場面音楽の道に進みたかったらしい弟は楽器を持って四男は会ったことがないかも知れない、六歳で亡くなった本当の長男もやわらかな光の中の兄弟の、本当に幸せそうな姿が嬉しくて嬉しくて、涙が出ましたこの時、現実の世界で四男の遺体を抱きかかえた実質長男本当は次男が、ベッドでもソファでもない、家族の食卓の上に横たえたのが、愛おしくてたまりませんでした
兄弟愛、実質長男の弟たちへの責任感、どうしても”鬼滅の刃”と結び付けてしまいます期待に応える事だけ考えていたお父さんに、初めて「弟を助けてくれなかった！」と掴みかかって殺しそうに思えた場面が、とても切なかったです
良い映画だったなぁ心残りは、最後にお母さんが食事の用意もしないで描いていた絵何を描いていたのか？？見せてくれないままでした。六人も生んだ子供が一人しか生き残らなかった、まるで戦争のような人生。どんな気持ちだったのでしょうか

ゴジラ映画を観に行ってゴジラ映画の予告を見た

『ゴジラ-1.0』がもうすぐ始まるというのに、ゴジラ映画の予告編が流された何だか変なのは、ゴジラじゃなくてゴリラが出て来ることあ！キングコングかぁで、『ゴジラ×コング』という映画が公開されるのです。このW主役は大昔に日本映画で制作されたこともあると、パンフレットに載っていました。何年か前にも外国映画でありましたよね？？ゴジラが悪役だったような
キングコングは強力な武器は持っていなくて、怪力でぶん殴るしかないと思うので、不利な戦いになりそうだけれど
「日本映画はゴジラとアニメだけだ」なんて声もあるようですが、以前、「予告編を見ても、見たいと思う映画は一つもない」と、通りすがりにつぶやいた人に共感を覚えてしまいました

ゴジラ-1.0 やっと観ました

映画や文学のナントカ賞は、もらう人には嬉しい物だろうけれど、作品を見る側にとっては必要無い物です自分以外の世界中の人が「素晴らしい！」と言っても、自分にとってつまらない物だったら、何の値打ちも無い物ですお金と時間の無駄遣いです
でも、気になっていた映画が米国のアカデミー賞なんて取ってしまうと、やっぱり観に行かなきゃ！と思ってしまいます
予告を見て、何故か戦争で全てを無くした日本をゴジラが襲う！！その時代に設定する必要があるの？？と気になってしまって、本当にそんな時代に作られた『ゴジラ』の第一作をDVDを買って観てしまいました。時代の匂いが感じられて、納得できる作品でした
これのリメイクをやる必要があるのでしょうか？？白けそうだなぁ～と思ってしまって、何よりシネコンに行ったら『鬼滅の刃 絆の奇跡そして柱稽古へ』を観らずにはいられませんそれなのに、何故か子供たちや私を無視してレイトショーだけになってしまったそこへ『ゴジラ』の受賞のニュースがあ！『君たちはどう生きるか』も、おめでとうございます
やっぱり『呉爾羅（ゴジラ）』を観に行かなければ
結果、行って良かった時代も私にとっては違和感は無かったし、ゴジラも本当に怖くて素晴らしかった第一作目への敬意を感じました。そして、ゴジラが放射線砲？をぶっ放す時の、背びれの変化が良かったなぁ最後に、人間の命は大切にされていたけれど、ゴジラは、やはり・・・と思ったら、上弦の鬼よりはゆっくりだけれど、再生本当に良かった！！やっぱり鬼滅の刃のシメになってしまいました！禰豆子ちゃんと字が似てるし「良かったね！ねぇ」

14歳の女の子が12歳の娼婦を演じた

あの俳優さんを見たい！！と思うことは、滅多にありません
でも、遠い昔に「どんな子だ？何をやらされたんだ！？」と心配になって観に行った映画がありました家出して街の女になった12歳の少女を、14歳の女の子が演じて、アメリカで絶賛されたジョディ・フォスターさん。『ドラゴンボール』で説明すれば、人造人間18号に似ています
予想していたイヤらしい演技ではなくて、孤独と諦観と高潔な表情、そして星占いを信じる子供っぽさ心が壊れそうになっていた主人公に、生きる力どころかテロ決行を決意させたのも納得の魅力でしたテレビで見せてくれた『タクシードライバー』、ごめんなさい！ロバート・デ・ニーロさん、主役は貴方です

オッペンハイマーの助演男優賞俳優

トロフィーを渡してくれる俳優さんがアジア系の人だから不快だった？？？
動画を見ると、本当に嫌がっているように見えるムスッとして相手の顔も見ないでトロフィーをひったくって何なのでしょう『オッペンハイマー』の米国アカデミー賞助演男優賞の受賞俳優
どんなヤツなのか、映画を観てやろうと思えてきました
まさか、私のような単純な人間を映画に引き寄せるための宣伝だったりして