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お稲荷さ~ん [源九郎キツネ]

開場を待つ人々で賑わう歌舞伎座の片隅に、小さなお社を発見。・・・歌舞伎稲荷ですって!お参りせずにはいられません。源九郎くんの別荘かな~[るんるん]
でもさ、しっかり戸締りしてあって、お守りキツネも居ません。ごめんくださーい!!お留守ですかぁ!
心無い人がいたずらしたりするのかも知れないけれど、公演中は開けておいて欲しいなぁ、”義経千本桜”やってるんだし。お稲荷さんに心を留めたのは、私とお婆さん一人だけみたいです。お賽銭は一円玉一個だけにしました[わーい(嬉しい顔)]お婆さんはいくらあげたのでしょう?
すじがき(パンフレット)によると、大和郡山市に源九郎稲荷神社があるんだそうで、今回の始まりの伏見稲荷神社と一緒にお参りに行ってみたいです[ぴかぴか(新しい)]

源九郎くんは全然出てこないけど [源九郎キツネ]

栗ぜんざいに喜んでいると夜の部が始まります。
不思議だ。平家のプリンスをめぐる物語で、義経さんは話題にも上らない。今、こんなシナリオ書いたら採用されないだろうなぁ。
実は生きていると知った奥さんが子供を連れて訪ねて行きます。美青年だか美少年だかお供していますが、頼りになるのかな?と心配していたら、小悪党の小細工に引っかかってしまってお金を手放すことになって、悔しがる姿が気の毒でした。怒って刀を抜こうとする腕を小悪党が足で止めるのが、見事に決って絵になって、お二人ともカッコよかったです[るんるん]
この小悪党の奥さんが経営している茶店がすごぉく気に入りました[わーい(嬉しい顔)]ベンチ二つを店の柱に立てかけて、よしず(?)で店の前を隠して縄で全体をぐるっと回して縛ったら店じまいです。屋台より簡単な!楽しい!!それなのに、次は初の薄暗い場面で、なんとあのイケメンが殺されてしまいます。もったいない[もうやだ~(悲しい顔)]でもアクションがカッコよかった!捕り縄を使った綾とりのような蜘蛛の巣のような、面白い動き。強かったのに一人捨てられたように。・・・その上、通りすがりの人が怪しい行動を。読めない!!
平維盛って、水鳥の羽音に驚いて「源氏は大軍ぞ!」と戦わないまま逃げ出した人だったよね。なんと、おすし屋さんでバイトしていますが、すし桶を担いでフラフラになって登場します。店の娘さんと婚約中で、この娘のはしゃぎっぷりが笑えます。
でも、あの怪しい行動がこの店の主人だとわかって・・・意外な展開に驚かされました。
このドラマは千本桜と関係なく上演できるなぁ。て言うか、直接関係ないと思うんだけれど。歌舞伎って不思議だ!

栗ぜんざいブレイク [源九郎キツネ]

歌舞伎座地下2階のお食事処『歌舞伎茶屋』。
4時15分から始まる夜の部の前に、おそばでも食べておこうかなと思ったけれども、お昼頃に手毬寿司食べて座っているだけだからお腹はすいてないし、それでなくても晩御飯には早すぎる時間だし。スイーツでいいや、と栗ぜんざいをお願いしました。やっぱり季節感を大事にしたいから栗だね[手(チョキ)]
お椀のふたを開けたら・・・楽しい!栗とお餅の上に隈取の焼印(?)入りの四角い麩(ウエハース?)。雰囲気出てるなぁ~歌舞伎だぜっ[わーい(嬉しい顔)]
あ、お餅が丸い。東京って切り餅とは限らないのね。何より主役のおぜんざいが良かった!甘さを抑えていて小豆がふっくらしておいしかった[るんるん]今までお店で食べたのは、これでもかっ!てくらい甘くしてあって、最初はおいしくてもだんだんイヤになってくるんですよね。ここのおぜんざいは食べ終わったら寂しくなるくらい、いい感じでした。ごちそうさま[黒ハート]
ムリにケチをつけると、栗が冷え切っていて、もうちょっと常温だと嬉しいな!なんてね。

道行初音旅 [源九郎キツネ]

平家物語になってしまったと思ったら、千本桜に戻って、静御前が満開の吉野山を一人旅です。
坂田藤十郎さんて、博多座の義経さんだ。配役がおもしろいなぁ。おもしろいと言えば、浄瑠璃というのかなんというのか、コーラスとお三味線の人々が二手にわかれているんですが、バックが緑の山並みのグループは緑色の裃と袴。満開の桜の中のグループはピンクの花模様の裃と袴。ピンクかわいい[わーい(嬉しい顔)]お謡の人がお茶だか水だか飲んでいるので、大変なんだろうと思いました。
ミチユキって?鼓に誘われて忠信さん=源九郎キツネくんが現れます。やっぱり伏見稲荷と全然違ってる。配役も菊五郎さんに替わっている。出だしの歌詞が、恋と忠義がナンタラ・・・と言っているので、まさかこの二人(一人と一匹)どうにかなっちゃったの?なんでもありだからなぁと心配しましたが、大丈夫です[手(グー)]義経さまに頂いた鎧を桜の切り株に乗せて、ご本人のように敬っていると、静さんがその上に鼓を乗せて顔に見立てて拝みます。ごめんなさい、コラ!大切な物をおもちゃにするんじゃないよ!と言いたくなりました。鼓を取って喜ぶ源九郎くんのキツネっぽさが見られて楽しい[るんるん]それにしても、なぜ持ってきた鎧をお手伝いの人が同じような別物と取り換えるんだろう?サイズが少し違ったような。このお手伝いさんが、しゃがんだ状態で歩いてくるので足腰を痛めそうで。どうせ見えてるんだから立ってもいいですよと、言ってあげたかった[もうやだ~(悲しい顔)]
再び追手がやってきます。ボスがまた笑わせてくれますが、家来も槍(?)の先に桜の花なんて付けていて、なんじゃこりゃ?って感じです。おまけに静御前を女武者って、どういう見方してんのよ??昔の衣装はそんなだったんだろうか??鳥居の前でも見せてくれましたが、片袖をすっと上げて微動だにしないポーズは美しさの中にも凛々しさを感じましたけれど。
あ~もっと知識があったら楽しいだろうになぁぁぁ誰か教えてくれ!!

歌舞伎って懐が深いと言うか・・・ [源九郎キツネ]

歌舞伎のチケットって一幕ずつバラ売りするんだ!インターネットだけじゃわからないことが次々に発覚して、楽しくてたまりません[るんるん]
6月の博多座で客席でお弁当食べてる人がたくさんいて、九州ってこんなにイナカかよっ!と恥ずかしかったけれど、歌舞伎じゃ当たり前のことみたい。幕の内弁当って江戸時代で終わったことじゃないのね。
それにしても写真撮影はないだろう[がく~(落胆した顔)]福山雅治作の幕を堂々と撮りまくる人々に恐ろしくなったけれど、誰も止めないし怒らないし。自分も撮っちゃいました[わーい(嬉しい顔)]歌舞伎座でも美しい緞帳とスポンサーが次々に紹介され、写真撮影が絶えません。ほかの演劇じゃこんなことしないでしょう?
そして舞台では、平家の人々が怨霊ではなく実は生きていた設定で、世を忍ぶ仮の姿とはいっても人間こんなに変わるかよぉと、頭の中真っ白けです[がく~(落胆した顔)]たぶん、役者さんたちは楽しんでるんだろうな。
まさか噂に聞く『碇知盛』を見られるとは思わなかった!!中村吉右衛門さん、ありがとうございました。
安徳天皇を祀る赤間神社が下関にあるけれど、実はここで生きていたって所があちこちにあるらしい。大人の都合でちっちゃい子が死んでしまったなんて、かわいそうだからだろうな。このお芝居の安徳天皇はその後どうなったのでしょう??それにしても、わずかな家来を連れて逃亡している義経が、大海戦をやって勝ちましたって、やっぱり無理な設定だと思うなぁ。

歌舞伎座のキツネ [源九郎キツネ]

伏見稲荷の鳥居の前から始まる物語。でも、これは話の途中らしい。
一番最初から上演したら一日じゃ終わらないんだろうか?休憩時間があったのに、エコノミークラス症候群みたいになっちゃって、歩き始めるのが大変だったから、体調悪くなるかもなぁ。
ともかく鳥居前。ひどぉ~い!九州へ落ち延びようとする義経にどうしてもついて行こうとする、聞き分けのない静御前を梅の木に縛り付けてしまうんですよぉ!ほら、やっぱり追手が来たじゃないか[ちっ(怒った顔)]ボスがおまぬけな感じなんだけれど家来は強そうだし、静さん身動き出来ないんだし。
そこに狐忠信が現れてと、すじがき(パンフレット)に書いてあるんだけれど・・・この人誰?
義経さんたちはすぐに忠信さんだとわかるんだけれど、あの大詰めのきれいなお侍さんとは別人だぞ!
歌舞伎って本当にやりたいほうだいだなぁ[るんるん]
歌舞伎座は想像していたより狭い感じで、二階席からだと花道がちょこっとしか見えなくって、狐六法がわからなかった[もうやだ~(悲しい顔)]天井を見上げたけれどワイヤーは張れそうにないし。まぁ、今回は宙乗りは無いからいいけれど、猿之助キツネだったらどうするんだろう?
そして外観。まっ白くてきれいだけれど、すぐに汚れそうで心配だ。後ろのビル、うっとおしーい[ちっ(怒った顔)]自分の家だったらノイローゼになりそうだぞ!

歌舞伎は驚きの世界です! [源九郎キツネ]

ホテルのTVのニュースで「片岡仁左衛門さんがけが」って、私はほんのちょっと前に歌舞伎座で観てたんだぞ!!
歌舞伎の人って似たような名前(?)が多くて・・・あ、やっぱりあの方だ。以前から悪かったのを無理しておられたとか。私は最後の舞台を観てしまったのか!?歴史の証人になってしまったんだろうか???
違った。今の舞台はきっちりと務められて、その後は治療に専念されるとか。でも、あと20日も働きづめではありませんか[がく~(落胆した顔)]どうして歌舞伎って25日間ぶっ続けでやらなきゃいけないんでしょう?普通、休演日があるでしょうが?無理なさらないで下さいね。
それにしても、源九郎くんに会いたくて、それも『義経千本桜』を通してやってくれるとのことで、居ても立っても居られなくて、金曜日のチケットを買って仕事を休んで来たのに、驚くことばかりです。
今回、通しといっても本当に全部じゃなくて、ダイジェスト版らしい。いつの日か全部観られる日が来るでしょうか[もうやだ~(悲しい顔)]
仁左衛門さんが演じられた人物なんて、義経とも吉野山とも関係ない、おすし屋さんの勘当息子で、その店では歴史上死んだはずの平維盛が働いているなんて、こんな設定ありかよっ!!
さらに、ムカつく小悪党だと思っていたら、ドラマの締めがあんなことになるなんて・・・。ザンバラ髪の仁左衛門さんは美しかったけれど。
源九郎くん、歌舞伎って型にはまった世界かと思っていたら、創造を絶する自由空間だね[るんるん]

六月博多座大歌舞伎(遅れ馳せながら) [源九郎キツネ]

パソコンと高齢者の問題で、書きたくて書けなかったこと。
5月の終わりに病院から呼び出され、高齢者の延命治療について聞かれ、かなり危ないので覚悟していて下さい、日曜日は家にいますね?と念を押された。・・・「はい」あぁぁぁうそついた[ふらふら]
本当にキャンセルしようかな?県外に生まれて初めて歌舞伎を観に行きますなんて言えないし、呼ばれてもすぐ行けるわけないし。どぉぉぉぉしよう!?
結局行っちまいました[たらーっ(汗)]
良かったぁ[ぴかぴか(新しい)]幕間に心配になって、病院に電話したりしたけれど。
キャンセルしたら、お金以上に人生の大損だったなぁ。
午前の”ヤマトタケル”は、ずいぶん前に先代さんのを半分くらいテレビで見て面白かったんだけれど、午後の古典はたぶん寝るだろうなぁと予測してたのに、なんのなんの!!すごすぎて椅子から落ちてしまいました[わーい(嬉しい顔)]正確には、思わず立ち上がってしまって、虚脱状態で座り込んだら、折り畳み式の椅子が閉じちゃってたんだけど。
あの身体能力はなんなのよ[がく~(落胆した顔)]本当にキツネが化けてんじゃないのか?あの方は[exclamation×2]恐れ入りましたっ!と、土下座したくなりました[揺れるハート]
明日また使うのかもしれないと思いながら、桜の花びらを10枚も拾ってしまいました。そうです!本当に花びらの形に切ってあるので喜んでしまいました[るんるん]まだ書きたいよぉぉぉ!”義経千本桜”全部観たいです[exclamation×2]あの場面が一番面白いのかも?古巣に帰った源九郎くん、お元気ですかぁ[手(パー)]
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