東京都美術館「ムンク展」

「叫び」を直に観たいと、シャンシャンに会うついでに東京都美術館に行って来ました
子供の頃に写真で見て、夢に出て来そうだった「叫び」とは違うと思ったら、四種類あるうちの一枚で、初来日ですって！？ということは、他の三枚は日本で公開されたことがあるのかな？？
もう一枚、ペン？で書いてあるモノクロの絵を何かで見たことがあって、瞳がある「叫び」の顔だけれど、両足があって、しっかりと立っているのが不思議だった。あの絵は数に入れられていないから、タイトルが違うのでしょうか？？
それはともかく、やっぱり不安定な気分になるなぁムンクさんも家族を次々に亡くしたりして、精神状態が不安定になった時期があったそうですね他の作品も、鮮やかな色が使われていても暗さが全てをおおっていて、何か不安を感じないではいられません。自分の部屋に飾りたいとは思わないなぁ。でも、心の中の深～いところにズーンと沈んで消えない、重いものがあります。
意外なのは作者自身による「叫び」の解説。あの強烈な人物が不安か恐怖を「叫んでいる」のではなくて、真っ赤な夕焼けの中で、自然の「叫び」を聞いた
多分、ノルウェーの空気は鋭く澄んでいて、夕焼けは毒々しいほどに赤いのでしょうか？