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菊五郎忠信と猿之助忠信 [源九郎キツネ]

私が博多座で椅子から落ちた”川連法眼館(かわつらほうげんやかた)”が幕を開けました!
この人、なんという難しい名前なんでしょう[がく~(落胆した顔)]個人名なのか役職名なのか、さっぱりわかりません。九州の緒方氏を頼って行こうとしていた義経さんは、大物浦(おおもつのうら)で船宿の人々と源平合戦になって、計画変更を余儀なくされてしまったんですね。
緒方さんは義経さんのためにお城を造って待っていたらしいので、本当に九州に行けば歴史は変わっていたかな?なんて考えてしまいます。そのお城が大分県の岡城で、斎藤一さんが西郷軍をやっつけちゃった所です。なんだか感慨深いなぁ。
川連夫妻が義経さんと鎌倉幕府の対立でややこしくなって、奥さんが自害しようとする冒頭シーン、博多座でよくわからないままだったんだけれど、やっと事情が呑み込めました。それぞれの立場があって大変だな。
そして、佐藤忠信さん。伏見で見た豪傑と全くの別人なのに、誰も何も問題にしない[わーい(嬉しい顔)]
亀井六郎さんも逆バージョンで別人なんだけれど、気にしていません[晴れ]歌舞伎って、ついていけないなぁ!!
菊五郎忠信さんの率直な感想・・・お、重い。キツネは大丈夫だろうか???
でも、凛々しいお侍さまです。がんばれ!猿之助忠信さんと違って、感激の涙ハラハラの手付きはありませんでした。あれ、すごくきれいな動きで大好きなんだけどな[もうやだ~(悲しい顔)]
そして何故か、着物の袖の形が違いました。菊五郎さんの方が普通だと思うけれど。猿之助さんのお袖は絞ったような形で、静御前に広げて見せるポーズがちょっと可愛らしかったのです。ごめんなさい。
忠信さん、可愛いなんて言っていられません。不埒な偽物をとっ捕まえてやる!と刀の下げ紐を外して腕にグルグルと巻きつけるしぐさや、偽物が来るだろう花道の方をキッと振り返る目付きが、かっこよくて色っぽいです[揺れるハート]あぁ、もう一回観たい!!
静御前に、偽物らしいもう一人の忠信さんを呼び出して調べろと命じて、脇差を渡して引っ込んじゃう義経さん。ちょっと!女性一人では無理じゃないですかっ[がく~(落胆した顔)]たぶん、ただの恋人じゃなくて、有能な部下だと信頼してるんですね。そのように理解します。
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