マリー・アントワネットの能！

人間国宝の能楽師、梅若実さんが、パリで新作能”マリー・アントワネット”を上演されて、大好評だったというドキュメンタリー番組を放送していたのに、真面目に見ていなかった
不思議なことをなさる方だと思いながら、どう受け止めていいのかわからなかった何故杖をついているのか？理解できないでいたら、本当に歩行が困難なのだそうで驚きました表現者て、自分のやりたいことはギリギリまでやるのですねもっとよく見れば良かったなぁ子供が出て来ていたのは・・・まさかルイ17世ではないだろうか
どこの局だったのか覚えていないけれど、再放送してくれないでしょうか
梅若さんがサン・ド二大聖堂を訪ねて「何も感じない」とおっしゃっていたのが、なんだか面白かったでも、マリー・アントワネットが義妹のエリザベート王女に宛てた手紙が彫られていたのが印象的でした。そして、全く触れられなかったけれど、お母さんの死も叔母さんの死も知らないまま、絶望の中で死んでいった10歳の子供の小さく干からびた心臓が、あの大聖堂にポツンとたたずんでいるんだなと思いました