青の思い出 [わたくしごと]
ふと目を覚ますと、障子の向こうが真っ青だった。それも、青色の中でも最高に美しい青。季節は夏だったような気がするけれど、はっきりと覚えていない。自分の年齢も覚えていない。朝ってこんなにきれいなんだ、これから毎日この青を見よう!と思ったのに、それから一度も見た覚えがない。夜更かし朝寝坊の子供だったせいだと思ったけれど、時々早起きしても見たことがないもんなぁ。あの日、私のしろにゃんこを見守った夜明けも青くなかった。もう見られないんだろうか?空気が汚れてしまったのか、それともあの頃の家があった場所でしか見られない色なんだろうか。夜明け前にあのあたりを歩いてみたくなった。
2007-11-01 22:23
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