カフカの猿

キャサリン・ハンターって女性だよね？？このチラシの写真、変なおじさんに見えてしまう。
で、人間になった猿ですって！そんなのあり？？？カフカだもんな、ありかも。・・・確かにサルっぽい。
『テ　ヅカ』の時もらったチラシを見ながら、だんだん気になってきて、とうとう行ってきました。
なんなのこのふしぎな居心地の悪さは。
ハンターさん、すばらしい女優さんで、すごくちっちゃい人なのに存在がデカイデカイ！！人間らしく動きながらどうしてもサルが残っている、不思議というよりおぞましい生き物。そしてやっぱりサルそのものの動き。こんな人初めて見た。日本にはいないだろうなぁ。
客席に入ってきて、私のすぐ近くの人に握手を求めるしぐさがおもしろくて、手を叩いて笑ってしまいました。
手の指を変なふうに曲げられるから、からだの柔らかさは生まれつきだろうな。かなりお年を召していらっしゃると見えるんだけれど軽い軽いやわらかい！
「出口なし」が印象的だったけれど、深い意味があるとも単純な言葉だとも両方思えて。あ～これも一回だけじゃもったいない、もっと観るべきだったなぁ！！！