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和泉守兼定 [新選組?]

やっとお会いできました、土方歳三さんの愛刀。
函館で最期まで一緒だったと思われる、刃こぼれガタガタだったという名刀。会津藩お抱えの刀工の作を与えた、容保さまのお心が偲ばれます。きれいだけれど本当に人を斬りまくったと思うと、やっぱり恐ろしい。恐い、きれい、恐い、きれい・・・ひんやりと静まり返った刀身は“美しい”に落ち着きます。良いものを拝見させて頂きました。
並んでいる刀の柄は、資料館の方のご説明どおり、指の力のあとが生生しくて、息を呑んでしまいます。今しがたまで土方さんが戦っていたような。
おじゃましたのは5月10日でしたが、そうでした!11日はご命日ですよね。だから、兼定を特別公開して下さってるんですよ!ボケ~ッと見に行ってしまって、ごめんなさい。これは旧暦だろうけれど、5月5日がお誕生日という説もあるそうで、5月は土方家にとって特別な月なのですよね。
『新選組まつり』も行われていたようなのに、資料館へ行くのが精一杯でした。お祭りのポスターにそっくりさん(?)達が並んでおられましたが、メガネかけて金ぴかの扇を広げているのは、武田観柳斎なのかな?大河ドラマそっくりだもん、笑っちゃいました!楽しい。土方さん役は、地元でかなり有名な方らしい。
資料館は見学者がひしめいて行列していて、いろいろなレベルの人がいておもしろい。たぶん男子高校生のグループで、手帳にびっしりとメモしていたけれど、自由研究なのかしら?「ずっと前は普通のお家で、お座敷じゃなかったかな?」と言っていた女子大生の二人、すごい!!土方さんご本人が暮らした家でしょう!私も見たかったなぁ。その後ろでは、かなり高齢のご夫婦が「なぜ死んだんだ?」なんて、とぼけたことをおっしゃる!知識と年齢は関係無いんだなぁ。
永倉新八さんが建てた慰霊碑を管理して下さっているお寺のご住職がいらしたと言われたので、必死でお坊さんを探したけれど見当たらない。なんと、おしゃれな女性だった!お父様が亡くなって後を継がれたとか。資料館も女性ばかりだし、華やかだなぁ。私はあまりにも物思いにふけりすぎて、浜松町あたりまで電車で1時間かかることをすっかり忘れてしまい、飛行機に乗り遅れてしまいました。開館も特別に9時からにして下さっているのに寝坊したし。普通のお家で9時から4時までお仕事するのって、大変ですよね。
すみません、気合を入れ直します!ありがとうございました。
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