舞台 命売ります

予備知識なし、期待あまりなし、午前中に行ったサンシャイン水族館にはまって、開演時間を忘れそうになってしまいました
ドアとテーブルのような台が並ぶ舞台。登場人物は変な人ばかりで、自分の命を売りに出した主人公は、動機がわからないけれど変わり者とは思えない
謎の犯罪組織は現実にあるかも？と思えるけれど、”吸血鬼”はどう理解すればいいのでしょう血を吸われ続けた主人公が貧血で倒れてしまう展開が、有り得ない中にも現実的で、何故か安心した自分が愛おしかったそして「灰」。「灰？雪じゃないのか？」と思ったけれど、それが「火事」だとわかる展開が一番好きでした一番先に見えるのは”煙”だろうと、後になって考えましたが、自分を焼き捨てた女性の想いが切なく心に迫って、とても美しい場面でした
そして最後の警官とのやり取り。「住所不定で家庭も仕事もないクズ」「そんなことは言わないでくれ！」あ～～正確に覚えていない本当に腹が立って、主人公のハニオに共鳴したのに！！来月、大阪公演に行くけれど、まだ東京でやっているから、すぐにでも観に行きたいやっぱりイナカは不便だわぁ～～
そうだ！この名前、”羽仁男”ってどういう意味でしょうか？？それとも、意味なんて何もないのか私は”埴輪”を連想したんですが、だったら何？て感じです。